「第二の家」で育む「自走する力」。佐鳴予備校バンコク校・横洲塾長が語る、未来への伴走
「ただ教わるだけじゃなく、この子自身が『学ぶ力』を身につけられる塾は?」 「バンコクでも、安心して子どもを預けられる温かい場所がほしい」 「日本に帰国しても困らない学力を、今のうちにしっかりつけてあげたい」
バンコクでの子育て。特に多くのお子さんが中学卒業とともに日本へ本帰国する中、限られた時間でいかに「未来につながる力」を育むかは、保護者にとって大きな関心事です。佐鳴予備校のウェブサイトにも掲げられているように、「分かる喜び、できる楽しさ」を実感しながら、「自ら考え、判断し、表現する力」を身につけてほしい。
今回は、そんな想いを体現しようとバンコクで奮闘する、佐鳴予備校バンコク校の横洲 建二(よこす けんじ)塾長にお話を伺いました。「教える」プロであると同時に、生徒一人ひとりの、特に「帰国後」も見据えた未来に寄り添う「伴走者」でありたいという強い想いを持っています。
「教える」プロとして、帰国後の「自走する力」を見据える
「塾である以上、成績を上げる、わかりやすく教える、というのは大前提です」と横洲塾長。しかし、バンコク校ならではの使命感をにじませます。
「多くのお子さんが中学卒業で日本に戻られます。だからこそ、私たちが特に大切にしているのは、バンコクにいる小・中学生のうちに、日本に帰ってから、あるいは世界のどこへ行っても通用する『自ら学び、走っていける力』の土台を築くことなんです」
そのために、単なる”先生”ではなく、生徒の学習状況や表情を見ながら、その力を引き出す”学習の伴走者”でありたい、と語ります。
目指すのは、日本へ帰国し、環境が変わっても、自分で考え、判断し、粘り強く学びを進められるたくましさ。その基礎となる「自分で考える力」「試行錯誤する力」「自己管理能力」を、日々の学習指導の中で育んでいくことを重視しています。
「特に義務教育段階で、学習の『型』、つまり『学習の作法』をしっかり身につけてほしい。計画の立て方、参考書の使い方、テスト勉強の進め方…。バンコクで過ごす間に、この『自分で学ぶ方法論』を体得しておくことが、帰国後の高校生活で大きなアドバンテージになります。日本の高校で、塾に頼らなくても主体的に学習に取り組めるようになってほしい、という想いは強いですね」
安心できる「第二の家」が、「分かる喜び、できる楽しさ」を支える
主体的に学ぶ力を育む上で、横洲塾長が同じくらい大切にしているのが、塾の「環境」です。異国の地で頑張る子どもたちにとって、ここは特別な場所であるべきだと考えています。
「生徒たちが安心して過ごせる、温かみのある『第二の家』のような場所でありたい。勉強に集中できるのはもちろん、精神的にホッとできたり、信頼できる大人(講師)がいつも見守ってくれている、と感じられたりする。そんな安心感が、『分からない』と素直に言える勇気や、新しいことに挑戦する意欲、困難を乗り越える力を支えるのだと思います。そこで初めて『分かる喜び、できる楽しさ』を心から実感できるのではないでしょうか」
そのために、講師は生徒一人ひとりの様子に常に気を配り、個性や状況に合わせた声かけを心がけていると言います。
「結果だけでなく、生徒が努力したプロセスや、自分なりに工夫した点をしっかり認め、褒めること。アットホームな雰囲気の中で認められる経験が、自己肯定感を高め、次のステップへの自信につながります。限られたバンコクでの時間だからこそ、安心して失敗したり、試行錯誤したりできる経験を大切にしたいのです」
「また、授業をライブ配信したり、録画して後から見られるようにしたりもしています。これは生徒の復習や欠席フォローはもちろんですが、私たち講師にとっても、常に質の高い授業を提供するための良い意味での緊張感、プレッシャーになっています。 プロとして、常に最高のパフォーマンスを見せる義務があると思っていますから」
自習スペースで黙々と課題に取り組む生徒、講師に気軽に質問に来る生徒。佐鳴予備校バンコク校には、生徒たちが自然と学習に向き合える、穏やかで前向きな空気が流れています。
バンコクでの「土台作り」が、帰国後の未来を拓く
横洲塾長は、「自ら学ぶ力」と「自己管理能力」を、帰国前の小・中学校の間に身につけることの重要性を強調します。
「バンコク校での私たちの役割は、多くの場合、中学卒業までとなります。だからこそ、その期間で、日本に戻ってからが本当のスタートだと考え、高校生活、さらにはその先の大学受験や社会で活躍するための『土台』を責任持って築くことだと考えています」
その成果を実感する嬉しい瞬間があった、と語ります。 「実際に、中学の高校受験を終えた卒塾生が塾に顔を出してくれたことがありました。話を聞くと、佐鳴で共に学んだ仲間の多くが、高校では特に塾に通わずとも、日本での学習を自分でしっかり進めて、第一志望校や難関大学に見事合格している、と。それを聞いた時、私たちがバンコクで目指してきた『自ら学ぶ力』を育むという想いが、ちゃんと生徒たちに伝わり、帰国後の結果につながっていると実感できて、本当に嬉しかったですね」と横洲塾長は語ります。
「生徒たちが将来、どんな道に進むとしても、『自分で目標を設定し、計画を立て、実行し、振り返る』という力は、必ず役に立ちます。私たちは、その一生モノのスキルを、バンコクでの日々の学習指導や生徒との関わりの中で、丁寧に育んでいきたいのです」
メッセージ:バンコクで子育てをする保護者の皆様へ
最後に、横洲塾長からメッセージをいただきました。
「私たちは、お子様の学力向上はもちろんのこと、その先にある『生きる力』、特に日本へ帰国した後も、あるいは世界の変化に対応していくためにも必要な『自分で考え、学び続ける力』を育むことを目指しています」
「そして、ここバンコクで、お子様が安心して心を開き、学習に集中できる温かい居場所『第二の家』を提供したい。『分かる喜び、できる楽しさ』をたくさん経験してもらいながら、限られた時間の中で、お子様の可能性を最大限に引き出し、自信を持って次のステップへ送り出す。それが私たちの使命です。ぜひ一度、佐鳴予備校バンコク校の雰囲気を感じにいらしてください」
編集後記
バンコクから日本へ。多くの子どもたちが経験する大きな変化を見据え、「今、ここで何を身につけさせるべきか」を真摯に追求する横洲塾長の姿勢に感銘を受けました。「自ら学ぶ力」と、それを育む「第二の家」のような環境。そして随所に感じられる「分かる喜び、できる楽しさ」を大切にする工夫。それは、単なる受験対策を超え、子どもたちが未来を切り拓くための、バンコクで得られる確かな贈り物なのかもしれません。帰国後の子どもの学習に不安を感じている保護者にとって、心強い選択肢の一つとなりそうです。
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